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syo5102
バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー
史上最強チームが構築する戦術的メカニズムを説く
【著者】オスカル・P・カノ・モレノ
【訳】羽中田昌
【発行】株式会社カンゼン
四六判/256ページ
2011年9月8日発売
フットボール史上最強チームの本質に迫る
本書ではバルセロナを、これまでにない違う視点で語っている。
プレーの根底にある目に見えない原理を言葉にしてくれた。
また、フットボールの世界では、未だかつて使われてこなかったであろう言葉でフットボールとバルセロナを紐解いていく――。
“美学”と“効率”が両立されているバルセロナのサッカーの本質に迫る1冊がここにある。
■PART1 バルセロナのフィロソフィーを解明する
・Chapter1 古典的なパラダイム(枠組)で捉えてはいけない
1-1 細分化しては全体像が見えない
1-2 代表でメッシの力を発揮させることができるのか
1-3 従来の補完性の考え方
1-4 ただ順守するだけの原則はいらない
1-5 プレーヤーと監督の関係を考える
・Chapter2 新たなパラダイム(枠組)がもたらすもの
2-1 部分のさらなる先に全体像が現れる
2-2 スタープレーヤーがチームが変わると活躍できない理由
2-3 プレーヤーたちを強く結びつけるために(新しい補完性の考え方)
2-4 フットボールの原則から解き放たれよ
2-5 主体となるのは監督ではなくプレーヤー
・Chapter3 バルセロナのプレーに秘められた原理
3-1 バルセロナの全体像をつかむために
■PART2 バルセロナのプレーモデル
・Chapter4 バルセロナのプレーモデルを紐解く
4-1 バルセロナのプレーモデル
4-2 プレーモデルの具体的な機能
オスカル・P・カノ・モレノ
1972年11月11日生まれ。国籍スペイン。下部組織のカテゴリーからトップクラスのチームでの監督経験を持つ。2009-2010年には、スペイン2部リーグのU.D.サラマンカで監督として指揮を執った。数多くの講演や、フットボールに関する指導者講習会の講師も行う。執筆家としての才能も発揮し、多くの専門誌や新聞にコラムを発表している。
羽中田昌
1964年7月19日生まれ。山梨県甲府市出身。韮崎高校にて、2年連続全国大会準優勝。高校卒業後、交通事故に遭い脊髄を損傷。下半身不随の生活を余儀なくされる。1995年、バルセロナにコーチ留学。2006年、日本サッカー協会S級ライセンスを取得。2008~2009年、四国社会人リーグ・カマタマーレ讃岐の監督に就任する。FCバルセロナ・ソシオ会員。主な著書に『夢から始まる』(集英社)、『サッカー監督の流儀』(スキージャーナル)などがある。